私日誌。

日々のこと

子連れで佐渡に行った話 其の二


到着から一夜明けて、思ったこと。

「"暗闇"を久しぶりに感じた!」


東京での暮らしは、駅に近いこともあり、
夜遅くまで外の光や音が入ってくる。

でもここは「完全な静寂」があった。


電気をつけなければ目を凝らしても隣にいる息子がわからないくらいの暗闇。

外も本当に静かで、車の音も、電車の音も、酔っ払いの声も、無い。


旅の疲れもあったのかもしれないけど、久しぶりにぐっすりと眠れた感があって感動した。

私の慢性的な不眠感は夜中の授乳とおむつ替えのせいかと思っていたけど、ここにも少し改善点があったみたいだった。


朝も襖越しの自然な光でスッキリと目が覚めた。

東京でもこのまま健康的な生活をしたいな、と思った。



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ふと感じた、この滞在の良きところ。


杉浦家boysがいてくれる。

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三日三晩りーくんが同世代の子どもと遊べるっていうだけで、この時間の尊さを感じる。

だってりーくん、めっちゃ楽しそうだったもん。

その姿を見れて、私も嬉しかった。


東京ではなかなか行けない海にもすぐ行けるし、
家のすぐ脇には畑もある。

おもちゃや遊具がなくても、子どもにとって全てが遊び場であり、全てが学び場だ。

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出来上がった人工物もそうだけど、自然からもたくさんのことを考えさせてもらえて、体験させてもらえる。

その時間が、子どもにとってどれだけ貴重なことかと思う。



更に、良きところ。

team-0の二人はもちろん、稲刈りのお手伝いに来た方々とお話できる。

オトナの人数も結構居るので家事も分担できる。

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(綺麗なお花を生けてくれたり!)


これは共同生活の良きところであるなぁと思う。


なかなか出会わない人とそこで出会える。

そしてその人達と家事を分担するという家族感。


私個人としては、夫や息子以外に料理を振る舞うということがなかなか無いので、新鮮だった。


あまり料理はうまくないけれど、「美味しくできたと思う!」と思って出したのをペロリと食べてもらえる幸せ。


子ども達と未婚男性達が遊んでくれたり、ギャン泣きしながらもお風呂に入れてくれたりするのも面白かった。


子どもは色んな人と出会い、勝手に育っていけばいいと思うし、
これからもそうしていきたい。


家族みたいな関わりがたくさん生まれたら、心は暖かくしかなれないんじゃないかと思う。